堕天使拷問刑 飛鳥部勝則 サイン本
現代日本を代表する詩人吉増剛造の初期５作品をまとめて河出書房新社が出版した作品集です。全冊揃った状態ではなかなか見付けるのが困難な作品集です。全巻初版月報付です。サイズ：15.2×21.3cm装幀は全巻菊地信義で各巻表紙の写真や装画の提供者がかなり凄い面子です。更に各巻月報の書き下ろしエッセイの執筆陣も豪華です!透明のプラカバーには吉増剛造の詩が印刷されていて、此れが実に格好良いのです。（写真参照）「黄金詩篇」はプラカバーがありません。プラカバーは小さな破れがあると思ってください。本体は「黄金詩篇」以外は概ね良好な状態です。「出発」写真：吉増剛造、エッセイ：寺田透「黄金詩篇」装画：赤瀬川原平、エッセイ：秋山駿「頭脳の塔」装画：若林奮、エッセイ：小川国夫「王國」写真：高梨豊、エッセイ：武満徹「わが悪魔祓い」装画：加納光於、エッセイ：安東次男あらゆる表現行為の極北を突っ走るような吉増剛造の創作活動ですが、その原点は詩と写真だったことを確認できます。おそらく吉増剛造の表象行為の根源にあるのは、身体の内側から溢れ出る生命力の形象化なのではないでしょうか？吉増剛造の迸る詩的言語は一語一語が生き物のように躍動し、飛び出す絵本のように我々の眼前に屹立するのです!!文学、芸術の愛好家に限らず、デザインやコピーライティング、新規ビジネスなど斬新な発想やセンスが求められる職業の方にも強くお勧め致します！

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