その他 DD-402KII
ドイツの老舗弦楽器メーカー カールヘフナー のヴァイオリンです。現在ではコストがかかり過ぎるとの理由で中国で製作されているようですが、この楽器はまだドイツで製作されていた頃の生粋のドイツ製です。4桁シリアルなので現在の型番とのグレード比較は難しいですが、ドイツ製の楽器は、造りは同様でも材（特に見た目）によって価格が上がって行くので、この様な虎杢の材は比較的上位モデルにしか採用されていないと思います。外観は写真のように裏板、ネック共に虎杢の大変美しい楽器で、私は中国製作のモデルも所有しておりますが、端部のエッジの効いた造りは、中国製には無い手の込んだ拘りが感じられます。音も比較すると、高音の煌びやかさや低音の深い響きから、やはり違いを感じます。楽器の状態は、年代を経た使用感や傷は多少あります（写真参照）が、ネック角度、弦高共に標準値で、中古楽器では1番注意が必要なネック下がりも無い健康な楽器です。中古（特に個人取引）でバイオリンを購入される場合に1番注意すべきはネック下がりの有無で、弾きやすい弦高を確保するのに大変重要です（ネックが下がると弦高を低く調整出来なくなり、ネックの再取付等大修理が必要）。写真のTOYOのケース（中敷はありませんが、必要であれば多分東洋楽器で1,000〜2,000円で購入出来ると思います）。ヘフナー について、以下販売店の説明です。KARL HOFNER（カールヘフナー）はドイツ最大の弦楽器製作メーカーです。カール・ヘフナーはAnton Schallerに弟子入りし、1887年9月8日にヴァイオリンを販売したことがスタート、1948年まではチェコのシェーンバッハで製作していました。以後は西ドイツのBubenreuth(ブーベンロイト）に移り、現在まで高品質の工房製弦楽器を製作しています。いまドイツで活躍するメーカーたちであるR.Schnabl, K.Clement, H.Weise, L.SemmlingerはこのHofnerで楽器製作を学びました1990年に弓メーカーのR.Paesold(ペゾルト）とグループとなりそれぞれのブランドで世界に紹介されています。

カテゴリー:	おもちゃ・ホビー・グッズ>>>楽器/器材>>>その他
商品の状態:	やや傷や汚れあり
配送料の負担:	着払い(購入者負担)
配送の方法:	クロネコヤマト
発送元の地域:	大阪府
発送までの日数:	1~2日で発送